「家庭用鼻水吸引器の吸引効果の検証」(第127回日本小児科学会学術集会の発表より)
背景・目的
鼻水吸引は感染症の治癒促進や中耳炎・副鼻腔炎の予防の観点で重要な処置であるが、最適な吸引方法は不明である。
実施概要
【実施施設】
聖マリアンナ医科大学病院 2023年度医学部4年生研究室配属課題として
【研究責任者】
小森 守

研究責任者 小森 守先生
【研究手法】
① 市販の洗濯糊とホウ砂を用いてスライムを作り、水分量を変えることで様々な粘度の鼻水を作成。
② 鼻腔模型に鼻水を一定量(18g)詰める
③ 様々な姿勢、吸引器、ノズルの組み合わせで鼻水を吸引し効果を測定
④ 生理食塩水の効果測定
考察・まとめ
・先端ノズルは長いノズル(オプション品)が効果的
・吸引姿勢は前かがみが効果的
・生理食塩水は吸引時間短縮の効果あり
・さらに大規模な研究で、抗生剤処方削減効果等の検証が期待される